2012年7月14日土曜日

科学と民の声

益川先生の講演会は、800人の参加でした。90分の講演時間に先生の豊かな知識のほんのわずかを伺ったという感じでした。科学を人間社会に生かすも殺すも、集団の力が重要なカギを握っているということが理解できました。
戦争の歴史の中でヒロシマとナガサキに落とされた原子爆弾の虐性は、核の脅威と合わせて戦争を国際的に否定する大きな契機になったと思います。
科学者の責任は、その意味でも大きく問われてくるし、これからは益々、民の声が大きな役割を発揮してくる時代に突入してくるのではないでしょうか。
毎週の首相官邸前や全国各地の再稼働を許さない行動は、野田首相だけでなく原発推進勢力にも大きな脅威になりつつあります。
歴史を前進させていくのは、民衆の力だということを思い知らせる時がいまなのだと実感しています。

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